1.接続語とは
前の表現をうけて、後の表現につながる働きをすることば、文の成分の1つ。
どのような意味合いで後に続くのか、ということを示してくれるにで、
文章理解の問題を解く際に、大きなヒントを与えてくれるものである。
2.接続語の種類とはたらき
(1)逆接 前のことがらから予想されない。それとは逆の内容が後に続く。
しかし だが が けれども ところが でも だけど それなのに
・勉強をした。しかし試験は難しかった。
逆接は、めちゃめちゃ大事な接続語です。
筆者の気持ちが特に強く表しています。
文章理解の問題において、逆接の後の文章に答えとなる、
事やヒントになる事が大半です。
(2)説明・換言 前のことがらに関することを詳しくしたり、
つまり なぜなら たとえば すなわち 要するに 言い換えれば
・何もやりたくないし、食べたくもない。要するにやる気がないのだ。
(3)順接 前のことがらから、当然と考えられる内容が後に続く。
だから それで それゆえ したがって そこで すると ゆえに
・勉強をした。だから試験に合格した。
(4)累加(添加) 前のことがらに後のことがらを付け加える。
並立(並列) 前のことがらと後のことがらを同じ重さで並べる。
そして そのうえ また さらに それから および あわせて ならびに
・先生に食事をご馳走になった。そのうえお土産までいただいた。
(5)選択 前のことがらと後のことがらのどちらかを選ぶ。
それとも または あるいは もしくは むしろ
・アイスクリームを食べようか、それともシュークリームにしようか。
(6)話題転換 前のことがらから話題を変える。
ところで さて では ときに
・前置きはこのくらいにして、では、授業にはいりましょう。
(7)例示 主張をわかりやすくするために、例として示す。
たとえば もし(も) かりに